
『VIVAROSSA。その響きも軽快なこのバンドのヴォーカル小橋麻美の歌は群を抜いた上手さで、一度聴いた者はその存在感に圧倒される。
愛と夢をテーマに力強く時に切なくファンの心を揺さ振り続けているのである。
ベース丸尾耕太のベーシストとしての自負は気迫となって舞台に表れ、自信に満ちた表情で弾く様子は我々を魅了して止まない。
ギター森川純一はその端正な顔立ちとは裏腹に内に秘めた情熱はハンパなく、時見せる鋭い視線にその一面が覗かれる。
そんな中ドラム藤本善幸の爽やかな笑顔で叩く姿にはいつもなごまされる。バンド1のムードメーカーである。 このバランスの良さこそが彼らの魅力であろう。
バンドの要(かなめ)である歌姫の魅力は言うまでもないが、ソウルフルにポップに歌い上げ魂から絞り出すメッセージは我々を捕えて離さない。
ライバルであるはずの他のバンドさえ認める実力の持ち主で、多いなる飛躍を期待できる彼らに未来を予感させる彼らの歌詞「飛べ赤い鳥。飛べどこまでも」とエールを送りたい。
彼らが広く世間に知られるようになる日も遠くないなら、今が旬の時期の見納めである。まだ聴いた事のない人は乗り遅れないよう、善は急げでまずは聴いてみよう!(文・STILL)』