陽のあたる場所
僕の言葉は時にトゲが多すぎるから君を傷つけてしまう
「ごめん」の一言さえなかなか言い出せないで時間だけが過ぎていく

ふとした場所で君に会えるといいな
たとえば信号待ち 歩道の片隅で
そして君に伝えられるならいいな
あぁ言葉よりも強く想いより確かに
君を好きだっていうこと

君の隣に座りポカポカ陽差しを浴びて そこが僕の居場所で
君もいつかはここを巣立つ日が来るなんて信じないようにしていた

また明日も君に会えるからと
胸の奥で言い訳探していたけれど
当たり前と決めつけていた君との時間を
あぁ失うその前にちゃんと伝えなくちゃ
誰よりも好きだってこと

ふとした場所で君に会えるといいな
数年後 秋の日 木々も色づくころ
そして素直に笑い合えるならいいな
あの時よりも優しく大人びた姿で
君のこと迎えに行くよ 忘れないで愛しい人

僕の言葉もいつかトゲがとれる日が来て丸くなれるといいな
その時こそはきっと僕が君にとっての陽のあたる場所になる