プロフィール
Darla
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海外
Grunge / Post Rock / Rock
Jimmy:Gt&Vo, Michelle:Gt&Vo, Rev:Gt, Chris:Dr&Ba, Ryan:Drum&Ba, John:Midi
Self Released
ジーザス&メリーチェインとマイブラッティヴァレンタインがミュージックシーンに戻ってくるんじゃないかなんて噂が飛び交っている今日この頃、轟音フリークの方々はどうお過ごしだろうか。 DARLAは轟音の新たな可能性を感じさせるバンドである。

轟音はとっくのとうに死んだと思っていた。それにはいくつかの理由がある。ひとつはマイブラがラヴレスを出した時点でシューゲイザーはやり尽くされたということ。もうひとつは時代がシューゲイザーを見捨て、忘れ去ったということ。
シューゲイザー=時代遅れなんて解釈がイギリスでは一般的になるぐらいだったし、スタジオワークでこそ本領を発揮するシューゲイザーはじめ轟音マンチェ集団は、分かりやすいイギリスサウンドを奏でる OASISを筆頭とするブリットポップにメインストリームから追い出されたわけだ。時代は完璧にシューゲイザーを消し去った。
だが、DARLA はシューゲイザーに新たな存在意義を見出そうとしているように感じるし、実験的な曲には彼らのこだわりと苦悩が見える。『シューゲイザーにエレクトロ』これが彼らが見つけ出した轟音の今あるべき姿なのだろう。全体に見られる女性ボーカルと男性ボーカルのハーモニーはマイブラを強く思わせる。また、トラック7の ISRAEL(曲名だけ見てスジバンのカバーかと思った)はヴェルヴェット・アンダーグラウンドからの影響がうかがえる。アコースッティックと轟音というアイデアはルー・リードの顔が見え隠れしてしまう。残念なことに最後の曲でアルバムの統一感は壊されているが、目を瞑ってもいい。だって、轟音に新しい希望の光が差したんだから。
DARLA のこれからは、轟音のこれからである。

文ーYUTA HANAI
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