プロフィール
THE BONGS
MAIL  /  HP
東京
Funk / Punk
じぇり一流(Vo.) / 神風たくや(Vo.) / 鬼野トミー(Ba.) / サバイバー141(Dr.) / その他大勢
「ボングスは、なぜボングスたるのか?」

2008年微笑みの国タイランドにて。

魔都とも謳われたそのワイルドシティは巨大な陰謀に包まれていた。
泣く子も黙る闇のシンジケートが社会の中心から消えつつあった。
政府が軍をもって街の隅々をお掃除する時代の終わりである。
いわゆる麻薬撲滅キャンペーンの壮絶な決着がつき始めていた頃の話だ。

ちょうどその頃、夜の蝶たちが商売に精を出す国際通りの路肩には、一様に不精な顔つきをした国籍のまるで違う男達がまるで光に集められた虫どものように大勢群がっていた。
眩いほどの赤いネオンが夕焼けの街を燃やすように照らし始める。

そこへだ、、

通りの向こう側から、
壮絶なムエタイ修行に励んでいたダンスギャング神風たくやがやってきた。
細やかなステップを刻みながら道の真ん中を闊歩する。
彼が街を歩くとその通りは華やかなステージへと変貌を遂げる。
レッツゴームービング!キングオブダンサー!
男どものリスペクトの眼差しを受けつつ前へと進む。
彼はみんなの憧れだ!

ヒュールルルル、、生暖かい風が吹き抜けた。

通りの反対側から、
極真空手有段者でありロックンロールジーザズ、じぇり一流の登場である。
ロックの激しさにレゲエの緩さも交えたこの漢はこの街で凄腕のハスラーとして名を馳せていた。
エリート街道から突如汚らしい沼底へと転げ落ちた人生は何を語る。
荒野を切り裂く風が彼の周りを突き抜けた。一流は目を細める。
ブルース、、これぞブルースの痛みそのもの。
二人は互いの目をしっかりと見据え、そして立ち止まった。

ピリピリとした緊張が走る。
まさに強者同士の対峙である。
目と目が既に取っ組み合いを演じている、、天地を揺るがす程の火花が散った。

<続きは公式HPにて!>http://bongjin.web.fc2.com/