プロフィール
救済魔人
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東京
Punk / Rock / Soul
俺は度胸をつける為に深夜の墓場で路上ライブした事がある

もちろん、ふざけたり遊び半分じゃなく
真剣に幽霊達に歌を捧げた

木が折れる音や怪奇なラップ音をドラムに俺はヨーデルを歌い続けた

そして、ついに歌い終えると轟音のカマイタチが俺を称賛してくれた

墓場でのライブで度胸をつけた俺は
それ以来、ステージで臆する事は無くなった



あるとき悪魔が俺の体を操り
自らの体に666の刻印を刻んだ

それ以来、私には多くの最悪が降りかかった

しかし私は決して悪に屈する事は無かった

どのような悲しみや痛みも
希望と夢に満たされた心だけは砕く事が出来なかったからだ



私は鶯谷では、ちょいと名の知れた有名人だ

飲み屋で私に絡んできたヤクザ者が
「ミュージシャンなら歌ってみろ!」と因縁つけてきたので
黒い林檎をアカペラで熱唱してやった

すると30年ぶりに鶯谷に鶯が帰ってきたと絶賛され
鶯谷のマリリンマンソンとの2つ名が付いたのだ



コウモリが鳥達からは「お前は動物だ」と仲間外れにされ
獣達からは「お前は鳥だ」と仲間外れにされたように
私はヴィジュアル系からはV系じゃないと、はみごにされ
世間からはヴィジュアル系だと区別された

実際、下北沢のロックで有名なライブハウスで
「ヴィジュアル系の人はタイバンつかないんで」と拒否られ
ヴィジュアル系で有名なライブハウスでは
「楽器を持たない人はダメだ」と言われ
弾けないギターを持ってステージに立った

開始1分で投げ捨てたがね


そして、いつしか人々はロックでもパンクでもなく
yayoiとい言うジャンルだと私の事を評した