Dec5
東北新幹線に思う
2010年12月05日 スズキ
ロックバンドっぽくない日記を書き綴っているGreen Courseでございますが、今日はワタクシもそれに便乗して書こうかと思っているスズキでございます。

昨日、東北新幹線が全線開通をして東京〜新青森間を結んだ訳でございますが、気になる記事があったのでご紹介を。

■毎日新聞(引用)
世界の潮流は時速300キロなのに整備新幹線として建設された盛岡−新青森間は、70年の「全国新幹線鉄道整備法」で「最高速度を260キロ程度とする」と規制されている。このため、せっかく320キロのスピードを出せる「はやぶさ」を投入しても、盛岡以北では性能を生かし切れない。

 速度の制約は建設費の圧縮が主な原因だ。国鉄時代と違って線路やトンネルなどの構造物を安上がりに建設することが求められ、スピードアップすると、騒音や振動などの環境基準が満たせなくなる。1分の時間短縮には100億円の改良費が必要ともいわれる。

 世界の高速鉄道は時速300キロが常識で、官民あげて海外に新幹線を売り込んでいる現実とのギャップは大きい。


記事はまだ続くのですが、この速度制約っていうのが気になった訳です。

現状、東北新幹線の最高速度は
東京〜大宮 110Km(近隣の騒音防止のため)
大宮〜宇都宮 240Km
宇都宮〜盛岡 275Km
盛岡〜新青森 260Km

たしか、こんな感じだったと思います。

ワタクシは
>70年の「全国新幹線鉄道整備法」で「最高速度を260キロ程度とする」

というのを知らなかったので、それで今までの盛岡〜八戸間の最高速度に疑問を持っていた訳なのですが、そういうことかと納得しました。

でも、ちょっと法律の基準が古すぎるのではないかと思っています。

ただ、これに反する最高速度の現象は各地で起こっている訳で、
東北新幹線で言えば、宇都宮〜盛岡間の275Km。
東海道新幹線の270Km。
山陽新幹線の300Km。

なんかがある訳で、これはどういう根拠から認められているのかが、
よくわからないのです。

このことについては今後、機会があれば調べてみようかと思っています。

でも、今後JR東日本が投入する「はやぶさ」E5系ですが、2012年には320Kmで営業運転するって言っているのですから、260Kmと320Kmの60Kmの差は大きいと思います。

当たり前の話ですが、単純計算で1時間あたり60Kmも距離に差が出るんですから、所要時間の面でも大きな要素を占めていると思います。

なにか時代の流れにマッチした柔軟なことが出来たら良いのにと、素人ながら思ってしまいます。
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