【2022.08.18 更新】
・楽曲「砕け散った造花」追加しました。
今の私にとって音楽は瞬間的な光であり、その光はいつも見えるものではないですが、生きる支えとなってくれているのは確かです。
日々、音楽をすることは自分の存在や考え、感じ方を確かめる作業であり、一筋縄ではいかない、決して楽しいだけのものではありません。
音楽を通して人のよろこび、涙や微笑みを感じるとき、私の心は震えます。
子供から大人に移行するとき、すんなりなれる人もそうでない人もいます。
若い頃は随分と暗い深い森をさまよい、自分を疑いました。
回復には時間を要しましたが、今まがりなりに自分らしく生きられています。
残ったものはそれなりに健康な体と、音楽をやろうという気持ちでした。
ピアノの音は天からの贈り物でした。
私のピアノは決して明るいものではないですし、もしかしたら時に物悲しく聴こえるかもわかりません。
「癒し」という言葉を使いましたが、心が疲れたとき、生きることに迷ったときに「ちょこんとそばにいる音」が私の目指す音楽です。
同じようなパルス、共鳴を感じる方に届けば幸いです。