真実が闇に埋もれて見えなくなってくように
嘘は光の塊となってく
掴むことができるなら
それが光でも影でも
わかり合うことができないなら
戦うことも守ることも
砂漠に水を撒くようなものだなんて
あなたは言うのだけど
昇ってく夕日が見えたなら
時計の針はすれ違う二人のように
スピードを変え
いつかまたどこかで出会うさ
進むことができるなら
それが未来でも過去でも
今全てが廻り出す
留まることは終わりにしよう
砂漠に咲いた一輪の花のようと
あなたに言うのだけど
沈んでく朝焼けに照らされ
ささやく街、溶け出す光の中
リズムに乗って
軽快な朝を奏でてく
朝焼けと夕日が出会えたら
満たされないあなたの心にまで
優しさと
温かい雨が降り注ぐ
真実が闇に埋もれて見えなくなってくように
嘘は光の塊となってく