よるにうたえば
作詞:山本レノン
作曲:山本レノン

そう
その手で鳴らす音
その手で掴むもの
僕が放つ光が
誰かの夜の星になるのなら
 
everything gonna be alright
 
パパ、ママ おはようございます
今日は何から始めよう
昨日と昨日の続きが今日なら
大体いつもと変わらなそうかな
 
ただただ時間は過ぎてゆく
ダラダラ僕らも老けてゆく
だから
どこかへ流されていくのではなく
そこまで向かうのだと胸を張る
 
人ごみにだって流されない
そんなことで変わったりしない
さよならしたってまた会える
夜になればまた明日も来る
 
オフにしたレコードの溝に
愛と笑いの夜を鳴らせば
さよならしたってまた会える
夜になればまた明日になる
 
そう
その手で鳴らす音
その手で掴むもの
僕が放つ光が
誰かの夜の星になるのなら
 
そこだけまだ淡い宵の淵
黎明を待つ僕達の国
頓挫したままのあの道の先に
きっと僕を待ってたはずのストーリー
 
午前三時半、真夏の影は
長く伸びたまま一つになって
忘れたままの僕らのメモリーに
混ぜ合わさってひとつになった
 
それを迎えにいこう
今なら見つかるはず
それを迎えにいこう
きっとまだかくれんぼの途中
 
それを迎えにいこう
今なら見つかるはず
それを迎えにいこう
消えたストーリー、真夏のメモリー
 
ああ、僕はこれから
どんな風に歳をとるだろう
 
明けない夜はないなんて言っても
おんなじ悩みと夜毎出会う
身体は立派に大人になっても
答えはまだまだあの夜の中
 
わからない、でも生きるしかない
 
そう
その手で鳴らす音
その手で掴むもの
僕が放つ光が
誰かの夜の星になるのなら
 
everything's gonna be alright
 
la la la…
 
夜に歌えば
夜に歌えば
退屈な日常に音楽を
 
夜に歌えば
夜に歌えば
退屈な日常にコンパスを
 
夜に歌えば
夜に歌えば
君の街まで響く音楽を
 
夜に歌えば
夜に歌えば
夜を超えて響く音楽を
 
響く音楽に相応しい朝を