ギロッポン
I am stupid
加味の上、撒き散らしてた愉快犯
変わるはずのない景色を、派手に金銀銅で塗り潰して
散々、抱いて抱き合った。
クソみたいな幸せを、はまるはずのない空虚に無理やり捩じ込めてたんだ。

I shall die
もう疲れた。繰り返す日々の残響。
煩わしさは今日もまた、生きる充足感を奪っていく。
しかし、どうなってんだ?
届かない、まるで現実と空想。
掴めると伸ばした手は虚しく空を切った。

煌めいて見えた、君も、この夢も。
教えてくれ。

きっと悲しみは存在価値を奪い、きっと幸せは快楽でしかない。
明日を夢見てた少年ライク・ア・バージン

狂ってんよ、何もかも。
右に倣え今は。
思うがまま生きる、その業。
他人はそれを悪呼ばわりした。
思い出す甘美、廃る日々を追えば逃げる。
この手に掴めないものがあるなんて知ってりゃ、
最初から求めないで it's rolling my life

一人きりの夜は、寂しさに寄り添い
塵程も価値のない愛に溺れた。
銀色に輝く化かし合う道化は
恋煩ってネオンの闇に消えた。

悲しみは存在価値を奪い、幸せは存在すらしない。
悲しみのヒューマン fly away、人恋しさに true man give it away
道連れたはずの約束すらバブリー

な?

狂ってんだ、俺一人で。
泣いて泣いて六本木。
思い出にすがりつけと誘惑、去り際置いてきた罪悪感。
思い出した、この町のルール。
嘘を吐き、嘘を愛し、嘘を描け。
泳がされて泡と消えた青春、
代償はこの身を以て仇と為す。

I am stupid
灯りのない道を嗅覚だけでドライブ
見えるもの、聞こえる声、何一つ確かなものはないと。
結局、最後はいつも孤独との勝者なきレース。
笑えばいい。
掴めないと知っても、求める性はきっと美しい。