声嗄れるまで
窓越し見下ろす 街は機械の様な声で
夢を喰らうソレは 僕の喉を締め付ける

それでも そっと歌うよ 
今はソコに届かなくとも
融ける雪は 形無くしても
渇きはしないんだ


今も 諦める事知らぬまま
声嗄れるまで 歌い続けているから
空を 見上げた時に少しだけ
思い出してみて 融けた雪は
止まらず流れてゆく


冷めた涙も 浅い笑顔も 捨て
明けぬ夜など 晴れない霧など
有りはしない 信じた想いが有るなら
進むだけ


今も 諦める事知らぬまま
声嗄れるまで 歌い続けているから
空を 見上げた時に少しだけ
思い出してみて 融けた雪は
止まらず流れてゆく