ろそろ君が厚手の服を籐のかごに入れ仕舞い込む頃かな
草むらの上、土の臭い、この記憶を風のもとに返そう
hello helloそちらの花はもう色づいたかな

そもそもこの空も君のものだから水と共に風に返そう
殺伐とした荒涼の地で君は一抹の優しさを感じるだろう
梅、襞 、桃、タンポポ、木蓮の花
そして君の髪と共にそっと撫でる風
それがそう僕だよ 空の上 君のもとへ届け届け

そろそろ君が新しい鉢植えに一年草の種を植える頃
床の上色とりどりの服を並べたがる癖はもう直ったかま
hello helloこちらの花はもう散る頃
そして君の髪と共にそっと撫でる風
それがそう僕だよ 空の上 君のもとへ届け届け

そもそも訪れる君の幸せに僕は笑ってあげられるかな果して
触れたくて側にいたくてせめて風で触れよう

空の上に 雲の上に 君が故 空の上に 
雲の上に 空の上に 君が故 空の上に 空の上
空の上 空の上 空の上 空の上 空の上 空の上へ