袋小路
僕の身体と頭はどうにか繋がってはいるけど
言葉を構築出来る余裕なら奪われてしまった
逆上せあがって火照る身体を抱き寄せたら
もう溺れていくしかないことに
確かに覚悟を決めたよ
嗚呼
さざめくようなシーツの波に君の細い髪が揺れる
飲まれる侭に身を委ねたら
クラバットを解いてもいい?
その白い肌が良く映える程に優しい時間さ
今ここは
閉塞と幸せのマーブル色

<written by ohgiyasunako>