『ある夏の物語』詩/曲:青島チエ
夏の朝 僕は枝につかまり
濡れた羽を 大きく広げた
やがて羽は乾き 自由を手にした僕は
夏の青い空を どこまでも飛んだ
カマキリやスズメ蜂 奴らに出会ったら
襲われる前に パッと 飛べばいい
桜の樹液は うっとりする程美味しい
キュートな彼女も 毎日やってくる
僕の想いは 彼女の心に届き
仲間たちの前で 愛を誓った
それから二人は 山や川や公園
やがて彼女は 子供を 授かった
かわいい子供を この手で抱きしめたい
子守唄もハモって 歌って あげたい
でも でも 僕らには出来ない
7日程度で 飛べなくなる
君と二人で 星になる