軌跡
じっと見つめるその先にある未来はただ夢のままか?

追う価値なんかはないと伏せる顔は悲しげだった


君の熱き想いははかなくも消えていったろ

それは確かに光るもの何にも勝る二つとはない心

強く握るその手に迷いはないか

踏み出す足に迷いはないか

そしてまた君は先を見るだろう何度も見失いながら

君は先が見えないと大きなあくびをしていたな

それは眠いからじゃなくて沸きだす涙隠すためだったんだ

決して諦めるな かけがえのない友よ

夢が叶わなくともそこにあるのは歩いてきた軌跡そう

強く生きてゆくために
何も知らずにただひたすらに歩いた軌跡

そしてまた知るこの瞬間を
素晴らしきこの瞬間を