秋桜
離ればなれになろうとも
決して消えぬと言ってたのに
どこへ行ったの?

あの頃は全て信じられたの
でもそれもいつからかもう見えなくて
あのパノラマの世界で

一つ飛ばしで星を数えて
手を伸ばしても届かないなら
いつか想いを告げてみたい

途切れ途切れの道
でも言葉は紡がれる
その言の葉を風の音に乗せ
あなたの元へ届けてほしい

この躯軋んで悲鳴あげても
でもそれもいつからかもう聞けなくて
光届かなくて
闇が覆って
暗闇の
この世界で