ドシャ降りの雨の中を気取り歩く黒い子猫 僕は傘を折りたたんで気取りながら歩いてみるとする
右のポッケ握るリング ハートに提げるメダル一つ 花束の代りに贈る武者震いと君へのメロディー 

濡れた道をただ我武者羅に歩いてんだろ 歪んだ世界だってことも知って
だからこそ僕は君に伝えたくて ここで手を差し伸べている

雨上がりの並木道を気取り歩く黒い子猫 僕はメロディー口ずさんで気取りながら歩いてみるとする
右のポッケ握るリング ハートに提げるメダル二つ 君と共に歩いた今日が終わる前にコトバを告げる

道は渇きやがてそこに花が咲くんだよ 涙でいっぱいなったジョウロ
君はただその花に水をあげればいいんだよ

やけに嶮しい道を選んだ君はこのざまさ それでも前を向いて生きてゆくと言うのなら
頼りない僕の肩に手を・・・

道は渇きやがてそこに花が咲くんだよ 世界にたった一つ君の花が・・・
何よりも誰よりも輝いているから・・・さぁ・・・

辛く悲しく眠れない夜もあるだろう 歪んだ世界だってことを知って
温もり感じなくて身体は冷えきって・・・あぁ・・・

誰もが胸の奥に深い傷があるんだよ 過去を消す消しゴムなんてないんだから
「すべて受け止めなくちゃいけないんだ」・・・厳しい・・・けど・・・

道はやがて渇きそこに花が咲くんだよ 涙でいっぱいなったジョウロ
君はただその花に水をあげればいい・・・

花はやがて咲き乱れ一面を埋め尽くす 幸福が目の前にあるコト知って
君はただ自分を信じて歩けばいいんだよ