東京の空
僕は今ここにいますが 君は今どこにいるんだろう
どんな姿形でこの空見てるかな
僕は今ここにいますが きっと君もあの時は愛する人がいたのだろう

つらつらと流れてゆく日々を がむしゃらに書き殴った
あの時の僕の見てた空は東京の空だった
ベランダに引っかかった風船も 君と出会えた偶然も全て 必然だろう

強がって真似した 生きる事
例え行きつく先があの日なら
逃げ出したと思われたって
格好悪くはないだろ
この声は聞こえてんのか

明日も僕は まだ君といられるのかな
そっぽを向いたら きっと見る景色は全部変わってしまうのだろう
恥晒し 臆病者
言われようと 帰りたいんだ

あの記憶は遠い彼方 港に打ちつける波が
何かを拾ってきてくれそうだと 毎日通い詰めていたよ
悲劇のヒロインに なる為の夢なんかじゃない事なんて 今更だろう

強がって真似した 愛する事
故に今は全てが偽りの
自分で重ねられた 国境の無い国さ
僕の居るべき場所は

行き先は 僕のもの
劣等感の雲が 平衡感覚無しに
僕に襲いかかるよ

明日も僕は まだ君といられるのかな
そっぽを向いたら きっと見る景色は全部変わってしまうのだろう
恥晒し 臆病者
言われようと 帰りたいんだ