不器用な身体
過ぎ去りし日を変えたいと思っても 
悲しみに浸ることしか出来ない
「タイムマシーンがあったらいいな」
みんな思ってることだけど出来ないよ 出来ないよ

冒険したいと探究心だけでは一人前とは言えない
「どこでもドアがあったらいいな」
そんな未来ばかり描いて

太陽に背を向けても何も始まらないから旅をしよう

名前も知らないこの場所に辿り着いたけれどまだ
優しい温もりとか心地いい空だとか 
掴めないまま息をしてる 不器用な身体で

何もかも捨てて誰かの愛を知って 虚しさばかり感じて
行き過ぎた嘘までも平気でつけるような人になってた

金星が今日もまたこの街を照らしてくれるなら

名前も知らないこの場所に辿り着いたけれどまだ
優しい温もりとか心地いい空だとか 
掴めないまま息をしてる 不器用な身体で

キューブみたいな心の中を覗いて欲しいよ
涙の渦に今にも溺れそうになって 
初めて分かった事だから

名前も知らないこの場所に辿り着いたけれどただ
偽物の優しさや名ばかりの晴天とか 
今を生きる飾りが欲しいわけじゃなくて

錆びついた傷跡に向き合わずに生きてきたから
本当に欲しい景色 約束された未来まで 
掴めないまま息をしてる 不器用な身体で