Nov3
サンマの会話
2008年11月03日 TOM
『サンマには、血液の流れを良くするといわれているエイコサペンタエン酸が多く含まれており、脳梗塞・心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされている。また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれており、体内の悪玉コレステロール(LDL) を減らす作用、脳細胞を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされている。』



     (「Wikipedia」 より抜粋)



サンマ尽くしである。毎日が。



自らをさばいたその日以来、サンマを急速大量摂取している。

うまい。うまいのである。




さばかれたサンマ二十数匹が、トムの家の冷蔵庫に眠っている。



せっかくいただいた新鮮なサンマ達である。冷凍庫に入れてあるとはいえ、このまま長く極寒の箱に入れておくのは忍びない。

そういうわけで、一昨日は刺身、昨日はマリネ的なサラダで、そして今夜は塩焼きにでもして食べようかと画策している。


そういうわけで、毎度のごとく調べてみた。

サンマは摂食する上で、なかなかお利口なのである。

ビタミンCのときのような大量摂取による副作用は、調べた限りではなさそうだ。

血の流れは悪いだろうし、肌もここのところ良くない。トムは基本的にボーっとしがちなので、頭も回転も良くしたい。

そんなトムにもってこいなのである。




そんなこんなで、ものっすごい食べようである。ここ二・三日。

突如あまりに食べまくっているからであろうか、

心なしか、鏡に映る自分も目がギョロッとしてきた気がする。

心なしか、肌もギラギラしてきた気もする。

このままサンマを食い尽くす頃には、サンマ語を解するくらいにはなっているのではないだろうか。

サンマ語を話せるようになったら、どんなメリットがあるだろうか。

今年のもっとも旬の時期なんかは、同属の危機に関わることであるからやはり教えてはもらえないだろう。

ライバルである鮭のよく取れる場所なんかは教えてもらえそうだ。釣り師からすれば、垂涎の能力であろう。

どのチームのサンマが、つまりどこで縄張りを張っているサンマが、脂がよくのっているかは教えてくれそうだ。‘近畿んとこの奴らは最近脂のってるってよく言われてるなぁ’、‘新潟沖の奴らは筋肉あるってよく聞くね’、‘九州沖の奴らは脂ものってるけど最近調子にも乗ってやがるからなぁ、やっちまうか’、‘やっぱりオホーツク愚連隊は最強だね’。

きっとこんな感じであろう。




うむ、

これはいい。



今夜も、サンマパーティだ。
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