May26
メトロに乗って
2008年5月26日 *TOM
やった






ついにやった






トムの町にメトロがやってくる。

地下鉄‘副都心線’なるものが、渋滞で悪名高い明治通りを縦断する。その開業日が発表された。6月14日だ。




やった。やったぞ。生きてて良かった。




この副都心線が開通したら、トムにとって強力な足になる。

渋谷から新宿を通って池袋まで一気に通って、所要時間約16分・急行で約11分。素晴らし過ぎる。池袋から先は有楽町線に直通し、和光市の方まで走る。渋い、渋すぎる。2012年には、渋谷から先は東急東横線に直通する。なんとハイカラな。東京メトロいわく、駅名の由来は、「‘東京都西部、埼玉県及び神奈川県と都心部との結節点である、池袋・新宿・渋谷という三大副都心を縦断して走る’という路線の特色をイメージして名づけました」。よっ、大統領っ。

ちなみに、一番最初‘ふくとしんせん’とキーボードで打ったら、‘服と新鮮’と出た。この愚か者め、この方をどなたと心得る、ひかえぃひかえ~ぃ、 とキーボードにモンゴリアンチョップを入れておく。一人のとき、トムは楽しい。







数年前、副都心線の工事に着手し始めた頃、ふと興味が湧いて調べたことがある。そう、地下鉄ってどんな風に作ってるんだろう、と。やはり一本の地下鉄を開通させるのには、膨大な資金と、人と、労力と、時間を要する。それがモロに都心部の地下となるとなおさらだ。

今‘ふくとしんせん’と打ったら今度は‘吹くと新鮮’と出た。このたわけがっ、副都心線様にあらせられるぞ、であえであえ~ぃ、とキーボードに必殺のチョッピングライトを入れておく。一人のとき、トムの部屋はさわがしい。




まず、開通させる路線付近の地質をすべて調査しなければならない。工事中、もしくは完成後に陥没などがあってはならない。資金繰り、近隣の施設との契約や話し合い、工事・施工業者などとの契約も網の目のごとくだろう。

地下鉄のトンネルの掘り方(工法)にはいくつかあるようだ。日本ではシールド工法(たしか)というものを採用しているらしい。簡単に言うと、まず任意の場所に垂直に大穴を空ける。その穴に、シールド何たらと呼ばれるマシーンを入れる。円筒形の巨大な掘削機だ。

確かこんなんだ(*HP写真参照)。



この機械が、こう・・・なんと言うか・・・ドリルみたいにドリドリやりながら進んでいく。しかも掘削した土や石を、後ろのほうに運びながら。説明だけすると、なんと原始的な、という感じだが、調べたときはすごいなと思った。なんてこったい、なんて技術だ、と。 よっ、大統領っ、と。







副都心線の開通は、商業や住宅事情に多大な影響を及ぼすだろう。

新宿や渋谷の百貨店の競争は激化していくだろうし、エキチカの開発だって当然視野に入れてるはずだ。

確実に、池袋・新宿・渋谷のどこかで、大規模な地下ショッピングモールの開発がなされると思う。ぜんぜん調べてもいないのにこんなこと書くのもなんだが、断言しちゃう。 借り手なんていくらでもいるだろう。特に、停車駅の一つである新宿三丁目(トム出現率第3位)は、高島屋・伊勢丹・三越など大型デパートがある絶好のロケーションだ。

ますます商業のバランスは池袋・渋谷・新宿に、西へ西へと傾いていくだろう。我が町のますますの発展を願って。不夜城、万歳。




今日はこの辺にしよう。






以上、新たなる地下網、副都心線を賛美する章でした。





ひかえぃひかえ~ぃ
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