Jun1
another heaven
2009年6月01日 Re:pendence
Story:George IIDA, Kawato AZUSA

Words&Music:you+
Lyric:Mark Yamato


突然、彼女の目の前に広がった世界。
そこは在るとも知らなかった世界。彼女が長い間望んできた世界。
喜びで震える彼女。
彼女はこの広い世界の何処かで
自分の理想にあった居場所を思い描いてほくそ笑んだ。
そして溢れる涙。その時彼女は気付いた。

最初に選ばれたのは若い女の子。
そして次々に続く猟奇的な結末。
やがて彼らに出会い
彼女はからかう様に、弄ぶ様に彼らに接し続けた。
彼女はそれを心から楽しんでいた。
そしてこの世界を愛していた。このAnother Heavenを。


悪意の雨が降る
汚れた心を刺す
孤独で純粋な 世界の涙たちが


色んな感情に触れるうち
罪の重さ、奪う事で増していく罪悪感
彼女は興味から具体的な確信をする。
彼女は恋に落ちていた。
この世界を愛するのと同じぐらい
彼女はあの人を愛していた。
悪意に塗れた愛でもって。

自分がどんな存在なのかを知りながら
それでも抑えきれなかった孤独。
己の悪意で流れた一粒の涙。
この世界を見た時溢れた涙。
彼女は最後まで狂気を振るいながら
本当は何処かで切実な終わりを願っていた。
「お伽噺にでも出て来きそうな、
愛しい人の愛憎の入り混じる手が齎してくれる死」
願いは叶った。
それとほぼ同時に彼女は愛した男の最愛の人を奪った。
「………」死ぬ女


悪意の雨が降る
汚れた心に問う
偽善と快楽の どちらに酔いしれるの?

悪意の雨が降る
汚れた心を刺す
孤独で純粋な 世界の涙たちが


「ここがAnother Heavenだとしたら、俺らはどうすればいい??」
「守るものが無くなるまで、戦い続けるだけです。」
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