Jun28
Butterfly
2009年6月28日 yoshiro fujiwara
気まぐれな空を映した 透き通る瞳と羽ばたき
選んだのか選ばれたのか その羽を見せつけている

そうだ 望んではなかったことすら
全て受け入れて君は生きていた

踏み切ったある朝の屋根 澄み切った街が呼んでいた

抑えられない 
この声を空に向けて放つよ
「届けて 届けてよ」と

優しさや幸せだとか 君だけがそれを知っていた
悲しみや怒りも混ぜて 君だけが僕に伝えた

そうだ さりげない言葉や仕草が
誰かの背中をまた押している

恋人が傍にいるだけで 知らぬ間に救われているように

もう一度飛び立つよ
着地点は無くとも行きたい 君の元まで
待ちくたびれた夜 風に向けて頼むよ
「伝えて 伝えてよ」と

天国を垣間見たような朝の日差しが強すぎて
開けたドアを思わず閉めそうになってしまう
それでも

抑えられない
この声を空に向けて放つよ
「届けて 届けてよ」と
待ちくたびれた夜 風に向けて頼むよ
「伝えて 伝えてよ」と

鮮やかなる日を旅して僕は僕を見つけかけている
新世界が開き始めた
なぜ生まれてきたのかさえ解らない
それでも走った 先を行く君を追いかけて
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