Oct29
Stereo
2008年10月29日 yoshiro fujiwara
素敵な音で満ちた部屋と 昨日の過ち浮かべている
君がくれたグラスを手に 聴こえるのは

揺らぐリズムで 氷の上で 踊る二人のメロディー 

疲れ果てた時計からも カウントダウンが聴こえてきた
張り詰めてく瀬戸際から 君を溶かすものが欲しい

さよならは言えず また君は眠る
瞼を閉じてるだけ
誰にも触れない二人だったはずなのに
何もかもが元に戻った

怠けすぎて消えてしまった 当たり前にある空気が欲しい
風に乗せて取り巻くのは この僕らを  

寂しくさせる 切なくさせる 恋しくさせるメロディー 

あまりに静かで 少し怖くなる
止まった時の中で
なるべく途切れない曲を選びながら
僕はステレオへと向かう

言葉だけじゃ伝わらない 君はそう思うだろう
もしも君の好きな歌に 心を全て乗せれたら 

さよならは言えず また君は笑う
あきれた振りをするだけ
あまりに離れた二人だったはずなのに
何もかもが元に戻った

いつものしぐさでまた君は眠る
瞼を閉じてるだけ
なるべく途切れない曲を選びながら
僕はステレオへと向かう
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