Dec2
kuriyura-duo@DJ BAKU Presents "MIXXCHA" vol.3 出演終了
2014年12月02日 kuriyura-mono
◆FY14のバンド外活動ひとまず終了
今年の8月から、DAWを導入して、バンド以外の活動を始めてみました。活動の締めとして、"MIXXCHA" vol.3をターゲットに日々をすごしてきました。ひとまず終了をむかえられて、よかったです。

◆当日の模様
人がたくさんでごった返す、イベントのため、落ち着いていていられる時間はあんまりございません。緊張感に包まれた最初の方、自分達の出演前後はしっかり見ることができました。

・ASATO (CUE) + Kazuya Tanaka (Peephole)
2人組でテクノ系の音源を中心につないでいくスタイルでした。用意していた音源はいい感じのものばかりでした。演奏のつなぎで握手してもらって、激励もらったことがなんか嬉しい限りでした。準備しながら横目で見てたんですけど、DJミキサーのエフェクト使いなんかは、プレイヤー上がりには超新鮮でした。Delayのパラメータをつまみを使って変化させるなんで、楽器弾いていたらできないなあと思いました。こういうのは、プレイヤーサイドもどんどん取り入れたほうがよいと心底思います。Delayにしても、Filter系にしてもDJの人たちがやっていることはえぐいので、非常に効果的な音になると思いました。毎回、DJミキサーを操作して変化してる音の凄さには感嘆の念を抱きます。

・kuriyura-duo
いろいろ反省点はあるんですけど、"MIXXCHA" vol.3に出演までたどり着けたのが成果かもと思ってしまいます。今回は夫婦で出演という記念にもなりました。バクさん・松子さんにあったのも、そもそも奥さんの仕事を通じ、自分も関わるようになったことからでした。この直前に奥さんは風邪を引いて寝込んでいたんですが、根性で仕上げて出演にいたりました。悪かった点をちょっと。Ableton Liveのファイル構成上、どうしても曲の切り替えにファイルの読み込みをしなくてはならなかったりします。このときに間があきます。Clubではひじょーにあってほしくない間。この間が数回ありまして、、、、ちょっとブーイング受けまして。。。他にもミスって不協和音を奏でたりとミス連発でちょっとへこみました。また、用意した音源ももっと何かできたんじゃないか?なんて本番をしているときには緊張感があるんで浮かんでしまうんです。これは、、、まだまだねと思います。いろいろよかったとのコメントはもらったんで、よいことはあるんだと認識しつつ、まだまだ足りないということにちょっとだけさいなまれてしまいました。

・(null) SHUtheATCHOO+NKB+cryptic
編成がすごーく面白くて、前回、前々回と注目してしまったユニット。Bass、Programaer、Rapperという編成でノンストップで変化していきながら進むという、Clubで出演ならこのスタイル!っていうながれで演奏を進めていました。自分と同じ、Ableton Liveをつかい、シーケンスとシンセとしてプレイするスタイル。かなり参考になりました。LiveはClipではない方を活用しているようでした。自分はひたすらClipしかつかっていなかったので、非常に参考になりそうな印象でした。MIDIコントローラーとして、PUSHを選択しているのも見所でした。たぶんなにかのスケールをアサインしてたのだろうと思います。また、アルペジエーターみたいなものもつかってたのか?BassはどうもMOTUの828に一度入力されているみたいでした。低音の波みたいにずーっと響いていました。進行が止まらないっていうのは本当に気持ちよかったです。この指針はバンドにも還流してみたいと思いました。

◆よかったことを振り返って
なにより着手して続けられそうな所感をもてたことがよかったことかなあと思います。

※当日はかなりへこみましたが、バンドでやっていたときも最初はずーっとへこみっぱなしでした。これは自分のレベルの問題で仕方ないと思って受け入れるしかないのかなと思います。

この活動を始められるようになったこととしては、振り返るといくつかの要因があると思っています。古くは、かつて在籍していた、stock of knowledgeという、FreeJazz+Progressive Rockなバンドのレコーディング経験。ミキシングについて、知識を得たと思います。その後、会社の同僚であった、トラックメーカー、大内氏からCubaseについていろいろ教えてもらいました。バンドのデモ作成にちょっと使えるようになったこと。また、『くり返しと、揺らぎと。』マルチトラックデータのミックスダウンにもCubaseを活用しました。DAWが身近に感じられるようになってきていました。そして、今年の夏ごろ。仕事でかかわりを持つようになった、バクさん、松子さんのコンビにバンドのライブを見てもらう機会がありました。そのとき、バクさんより一人でも活動してみては?とアドバイスを受けました。Ableton Liveを使ったら向いてそうとの話を受けました。松子さんにはMIXXCHAに出させてみたら?と進言してもらったりしました。そして、"MIXXCHA"vol.2に環境導入をする前に出演することがきまってしまいました。8月に環境構築して、お盆から音源製作して、9月の1週目に"MIXXCHA"vol.2をなんとか終了できました。この後、修行をかねて、3回ほどソロ活動として出演をさせてもらいました。代々木barbaraの神谷さんに10月に2回機会をいただきました。1回目は機材トラブルで、かなり凄惨な結果に終わったため、やりたいことをしっかりできるように、再挑戦の機会をもらって、その時点でできそうなことをやりきった感じでした。barbara出演2回目にいろいろ手伝ってくれた、バンドメンバーの坂本さんにプレイヤー出身なのだから、ベースを多用したパターンをもっとやってもいいのでは?と話を受け、TSPさんでは、即興多重録音ベースをメインにしてみました。これもいけるかな?と所感を持ちました。
※今沢カゲロウ氏のライブを見る機会があり、ちょっと感化された部分もあるかと思います。彼は本当に凄かった。Edgerunner's highのスタジオ録音が入っているアルバムを購入させてもらいました。

短期間にいろいろできたなあと、振り返ることができますが、今年の夏にバクさん・松子さんからはじめるきっかけをもらえなかったらいまはないなあと本当に思います。
周りの人にいろいろと助けられて、なんかできるかも?という経験をつませてもらいました。感謝の念しかないなあと本当に思います。

◆次に向けての課題
方向性は大きく2個かなあと思っています。完全にDAWメインでClub的な場所でダンスミュージックとして提供していく手段。もともとMinimal系、音響系が好きでやっていたので、これはこれであっていると思います。

それと、プレイヤー的要素をメインに一人でDAW+ベースプレイでMinimal系、音響系の音を提供していく手段。構成をもうちょっと考える必要はありますが、これまでの経験則でこっちはやれるかな?と思っています。ライブハウス的な場所ではこのスタイルでやってみようと思います。
当面はどちらかに絞ることなく、両方実行できるようにしようと今は考えております。

また、DAWの仕組みはバンド活動にも導入したいなと思っています。即興多重録音がやれるので、これまでにないような音をもたらすことができそうです。

可能性がたくさんあるっていう状態なので、トライアルを短期間に実行して見極めて意向と思います。
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