Oct23
そして雲に隠れてキスをしよう
2008年10月23日 成田どんぐり
【画像】
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先日、浅草寺に行き、おみくじをひきました。
凶でした。やはり凶くらいになれば、希望の片鱗すら見当たらない言葉がずらっと並べられていて、神様なんてこれっぽっちも信じていなく、時と場合によればタイマンはってやんぜ!くらいの覚悟があるこんな僕でも少しへこんでしまいました。いや、神殺しと罵られたってかまわない、あの野郎マジでぶち殺してやりたい。特に最後の三項目、手抜き感すら感じてしまい、その虚しさはといえば計り知れないものがありました。
こんばんは、負のカリスマ、成田どんぐりです。画像は成田16才の公式写真です。

浅草に行った前日の夜、僕らは僕の家でお酒を飲んでいた。少ししたところで、僕はいつものように酔い潰れて寝てしまっていた。再び目を覚ましたのは深夜三時頃。そこには、いる筈のない男がいた。男の名は雄三(the 8flag、画像参照)、僕らコスモス周りの生態系を脅かす外来種の様な存在だ。時にはスキンヘッドにされ、時には更に眉毛を剃られ、時には金玉にゴムチューブをぶち込まれ失神させられ。ボラあたりの雑魚なんて、いとも簡単に喰い荒らされてしまう。非常に危険な存在だ。
その雄三がなぜか家にいた。しかも自転車で一時間近くかかる距離の僕の家に。すごく鬱陶しかったけど、我慢して少しお酒の相手をしてあげた。が、すぐに眠たくなり、僕はまた布団にもぐり込んだ。三十分後、僕のケータイが鳴った。それは雄三からのメールだった。メールには“サービスセット”とゆう、僕の家の近所にあるソバ屋の名物メニューの生写真が添付されてあった。このサービスセット、腹ペコ時は本当にありがたいが、飲んだ後のシメの食べ物としては考えただけでも吐き気がするくらいボリュームのある両刃の剣の様な逸品。
奴はさんざん飲み終え、少しもお腹が空いていない状況の中、このサービスセットを平らげていた。しかし驚くのはここから。更に三十分後、また僕のケータイが鳴り、そこには朝マックの写真、そしてなんと更に三十分後には焼き魚定食(おそらく大盛り)の生写真が。“これは本当に危険な状況にある。なんとかしなければ…。”そんなことを思いながら僕はまた眠りについた。

次の日は香川からライブに遊びに来てくれていた女の子とクッチーとでいろんなとこに遊びに行った。最後に立ち寄った都庁の展望台。そこは地上45階の高さにあり、人なんて1cmくらいにしか見えない場所にある。僕は夜景を眺めながらクッチーに話かける。「あそこに陸橋が見えるでしょ?今からあそこに行って、ここにいるオレに存在をアピールしてきてよ」
五分後、クッチーは陸橋の上にいた。ちょこまか動き回ってはいるが、すごく微妙。奴もそれが分かっていたらしく、この時、覚悟を決めたらしい。が、奴はなにするでもなくそのまま展望台に戻ってきた。「なぜ何もしなかった?」と僕が問い詰めると、奴はこう言った。
「いや、ジャケットを燃やそうとしたら通行人に怒られちゃって。」
“生態系、しばらく崩れることは無さそうだな…。”そんなことを思いながら僕は展望台を後にした。


昨日、何年か振りにCDを買った。国分寺駅で弾き語りをしよった『踊ろうマチルダ』(←名前)って人のCD。家で音楽を聴くのなんてどれくらいぶりやろう。『春は夜に咲く』と『ギネスの泡と共に』って曲を今もひたすらリピートさせゆうよ。胸がきゅっとなる。
僕はいわゆる“芸術”と呼ばれるものに惹かれる感性を持ち合わせていない。正直、邪魔にさえ感じてしまう。だから君となら丁度いい。行き過ぎず、留まり過ぎず。例えるなら雲が浮かんでいる辺り。その辺りがいい。『春は夜に咲く』の“そして雲に隠れてキスをしよう”とゆうフレーズ、僕はそこに君を閉じ込めることにした。

明日は自転車を買いにいこう。そんでもって花瓶を買おう。僕ちん歌うのだ。


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もんぱるなす/デルタ2/hunch

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