Oct10
追憶
2015年10月10日 JOY
ねぇ 聞こえるか
染めてゆく白さに
埋もれて消えかけそうな息吹いた声

色褪せずにそばにいた
まるで今でも居るように

あの頃気付かず その手を離してしまった僕に
降り積もる白さは 君の涙と思い 隠して

かじかんだ指先は僕に届いてたんだね

記憶の中なら優しい
なのに 冷たいよ なぜ

季節が巡って また出会えたら良いのにな
君の面影薄れて 僕の罪ごと消し去って

暖かな時が君を忘れさせてくのに
凍てついた声だけが耳から離れなくて
あの頃気付かず その手を離してしまった僕に
降り積もる白さは 君の涙と思い 隠して
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