伝承歌劇団~エウロパの軌跡~

伝承歌劇団~エウロパの軌跡~

Classic Rock / Hard Rock / Metal / 東京
Feb19
音楽聴きま専科 Vol.04
2010年2月19日 YUKKA
音楽聴きま専科 Vol.04

■アルバム名:Killandra
■アーティスト:Shine Dion
http://diskunion.net/portal/ct/detail/PGL-8726

++収録曲++
1Flow
2.Mockingbird
3.Woods Eternal
4.Melencthe
5.Windhaven
6.Rowan's Song
7.Wing Rider
8.Gateways
9.Killandra
10.Dusk
11.Dawn



今回はノルウェーのShine Dionを紹介。
Shine Dionは女性Voと男性ギタリストの2人組で、ジャンルにするとトラッドミュージックですわね。


その国の伝統的音楽を主軸にしているものを主に「トラッド」と言います。
電子楽器の使用はかなり少ないのも特徴ですかね。

このデュオは、ノルウェーとアイルランドの民族音楽をブレンドしているそうです。
・・・って言われても日本住まいには良くわかりませんが(笑)
日本人がイメージする典型的北欧民謡の典型ですね。
あ~、北欧っぽいイメージ~城が見える~・・・みたいな。


テンポ良くコケティシュな曲もありますが、ゆったりとした優美な曲が主流。


歌詞は、ノルウェーの神話や情景、おとぎ話で促され、スローなバイオリンのメロディにのる高らかなフルートの音色が壮大なノルウェーの深い森を思い起こさせます。

非常に牧歌的なイメージが強いと思われそうですが、そこにエレキギターの繊細な旋律が加わり、夢と現実の狭間にいるような不思議な空間を生み出す、実に絶妙なギターの役割に感銘を受けます。

その他にも、 バイオリンや、フルートなどのSax類、マンドリンやアコーディオンなど 古楽器ももちろん使用されておりますが、どれも堅苦しくない
自然な旋律を奏でているあたりが、クラシックなどとの大きな差だとワタクシは思いますわ。

ゆったりとした、まるで時間が止まったような田舎にいる気分になるCDですが、あんまり聴いていると眠くなります(笑)


音の厚みは無いとはいいませんが、電子楽器のそれやクラシックなど管楽器の重音圧にはかないませんので、HRやHMを主流に聴いている方には物足りないかもしれませんね。


しかし、雄大な北欧の自然が目に映るような空気を自室に作り出す。

そんなナチュラルスローライフ的な音楽もたまにはいいものですよ。
にゃは。
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