手垢に満ちたこの音こそ本物。ギミックなんて一切存在しない。bullionからのリリースはFloggingMolly,MXPX,Useless IDなどが最も目立った存在とされているが、レーベルの存在意義を考えた上でLucero,Gogol Bordelloといった異色のバンド達も決して忘れることの出来ない存在だ。流行りだけでなく、本当に心に響く音はどんな時代でも生き残り、受け継がれる。アメリカが本来持ち続けた歌心を現代に体現するのがこのDusty Rhodes and The River Bandだ。アコーディオン、バンジョー、マンドリンそしてバイオリンと様々な楽器によって構成される音楽は土臭く、暖かい。映画『オーブラザー』での場面が浮かんできそうなメロディー達は60,70年代からの偉大なロックバンド達から受け継がれたものでもう1度あの頃の素晴らしい音楽を噛み締める事が出来る。(ちなみにバンド名となっているDusty RhodesはメンバーであるDustin ApodacaのステージネームでRhodesは彼が使用しているRhodes Keyboardから使われている)今作はThe Mars VoltaのKeyboardを担当しているIkey Owensがプロデュースをしている。またレコーディングにはアナログ・テープが使用されている。バンドにはDustin,Kyle,Edsonの三人のソングライターがいて、それぞれ異なった世界観を出している。サウンドとしてはThe Band,The Beatleからの影響が受けつつあるそうだ。ちなみにGrampa MacはDustinの祖母の実話を元に書かれている。