イカレタアイジョウ
汚れた月の光を探して
彷徨う心ひとりでもがいた
絡まる錆びた鎖は消えない消えない

薄ら笑う暗い部屋のライト
さり気なく聞こえる声をなぞって
次から次へ移り変わる人は誰?

染まる夜の青紫の空に
何を見てるのか知るはずもない
偽りの影に潜む綻びた愛

くだらない日々へとタネ明かし
行方知れずの音追い回してく
伸ばす手に触れたのはガラスの指
バラバラになって踊って消える

狂った時計の針を戻して
チクタク数える意味はあるのか?
いつからか繰り返すことに
そろそろ飽きた

止まない街の灯 快楽誘う
ヒラリ舞い散る 花びらの雨に
すぐに溶け出して
濁ることにも馴れた

くだらない日々へとタネ明かし
行方知れずの音追い回してく
伸ばす手に触れたのはガラスの指
バラバラになって踊って消える

くだらない日々へとタネ明かし
行方知れずの音追い回してく
伸ばす手に触れたのはガラスの指
バラバラになって踊って消える

いかれてく愛情に身を投げて
ひたすら沈み行く息も出来ない
ふと気付くあの過去に縋るのは
無駄なだけだって戻ることはない