お茶
なにも言わず ただ座って
冬なのに 冷たいお茶を飲む
このお茶もいずれ涙に なるのでしょうか
熱くなって海の底まで 流れるのでしょう

なにも言わず ただ座って
冬なのに 冷たいお茶を飲む
窓の外 ひび割れていく 風の音がする

楽しかった思い出を 忘れたいな
髪の毛のにおいなんか 忘れたいな