PigionBlood
そして置いていかれたところは
この世の終わりと始まりが交差する部屋
迷い込んだ
ぼくは黒猫、キミは白猫
悪いことした?


隠されたルビーの色
ずっと引き出しにしまわれていたんだね
遠い日の
あの暖炉のきらめきを
うつしているみたい。今日と同じ炎を。


お揃いの 
赤いカップであたたかい ミルク
「ねえ、もう1度生まれたい?
もし目が覚めて、世界が消えていたら」
なんて君は聞くね。


君は知らないの
まだ世界に生まれたことなんてないってこと



そして置いていかれたところは
この世の終わりと始まりが交差する部屋
迷い込んだ
ぼくは黒猫、キミは白猫
誰かの仕業?


隠されたルビーの色
ずっとほこりを被っていたんだね
遠い日の
あの秋の色彩を
うつしているみたい。過去の終わりの色を。


お揃いの 
赤いカップであたたかい ミルク
「ねえ、もう1度生まれたい?
もし目が覚めて、世界が消えていたら」
なんて君は聞くね。


君は知らないの
まだ世界に生まれたことなんてないってこと


うら通りの噴水 知っているだろ?
時間の止まってるやつ。浮かんだ球体 水の粒
ずっと 見つめるのも良いけれど
そろそろお出かけしてみない?


迷い込んだ
ぼくは黒猫、キミは白猫
選ばれたんだよ