春に
少しだけ強く吹いた風に
ひらひら ひらひら 花びらは舞う
終わりと始まり告げるように
ひらひら ひらひら 花びらは舞う

何度 巡り巡るのだろう?
何故 繰り返すのだろう?
人も 季節も

あの日の色は何処どこへ?
あの日の思いは何処どこへ?
頭に浮かべた言葉達は
昨日に別れを告げるため

溢れる希望とは裏腹に
深くこみあげていく 不安と孤独

青色 緑色 桜色
色付く景色に春を知る
悲しいくらいに美しく
ひらひら ひらひら 花びらは舞う

終わりと始まり告げるように
ひらひら ひらひら 花びらは舞う

結局僕らに出来ることは
どんなに枝分かれした道でも
一歩 一歩 また一歩
前へ 前へと 歩むことだけ