Vain
遠くから聴こえてくる
かすれそうな嘆息
凍るような空気を
むきだしの皮膚で感じて

絞めつけられる痛みを
感じることもできなくて

淡い空気の中で
虹色の空をいつも夢みて


遠くに見えてくる
消えそうな残像
刺さるような冷気を
むきだしの皮膚で感じて

突き刺されるような痛みを
感じることもできなくて

淡い空気の中で
虹色の空をいつも夢みて