エピロヲグ
大切な君を小箱にしまった
小箱の蓋は簡単に閉まった
大事なものはいつも先に壊れてしまうんだ
君もそうだ、同じなんだ

イロトリドリの風船を括り付けて
小箱を先頭に葬列は東へ
少しでも天国に近づけますように
たくさんの、たくさんの風船を括り付けて

今日ぐらいはせめて雨のほうが良かったな
なんて抜けるような青空だ
神様なんて嫌い!

いつだっていつだって、いつだって同じなんだ
君が笑うと、君が笑うと雨が降る
こんな日の、こんな日に小春日和
泣きたくなって、泣きたくなって 雨を待つふり

海岸通りは思い出がいっぱいで
日向ぼっこや駆けっこや、にらめっこ
レモネードを飲み干して丘の上
草原でお昼寝、南風。

今日ぐらいはせめて雨のほうが良かったな
なんて抜けるような青空だ
神様なんて嫌い!

神様なんて嫌い
神様なんてキライ
神様なんてきらい

神様なんていない。

いつだって、いつだって同じなんだ
君が笑うと、君が笑うと雨が降る
こんな日の、こんな日に小春日和
泣きたくなって、泣きたくなって 雨を待つふり。