エスト
エスト

確かにここにいるはずなのに 透明な気分になっていくんだ
何で僕はこの場所にいるんだとか思うこともあるんだ

このまま終わってしまった方が楽かもと思うことばかりで
それでも心がそうさせないし 僕だって笑いたいんだ

遠回りでも 今、僕は僕らしく僕を生きている
鏡には昨日より少し笑ってる僕がいる


憂鬱な雨は心冷やし 行く手を遮る事もあるんだ
それでも静かに誇らしく 咲いている花もあるんだ

つまずいても 今、君は君らしく歩いてけばいいさ
息をして声を上げたときから君は始まっている


誰でもない 君からの声をもっと聞かせてくれよ
弱くても情けなくてもいいんだ 僕だってそうだから
僕らの小さな声はやがて大きな音になってく
果てしない不安の海も渡り切れる 僕と君となら