moon
moon

そっと風が雲を流す
君はぼんやりとそこから世界を見てた

きっと甘えたいのは本当
ただ強くなる時間が欲しくなってきたから

一つの理由 告げる事でそう
きっと繋がる全てを捨てる

今でも 今でも 変わらずここに立って月を見る
全てが遠くても ねぇ、いつかは満たされていくのだから


また風が髪を揺らす
欠けた月も少しずつ光を帯びていく

一人分の手のひらで守りきれるのは
理想抱いて歩いていくこと

今でも 今でも 光を浴びてそっと明日を待つ
町の灯が愛しく見える 世界は希望を持って眠るだろう


今でも 今でも 僕らはここに立って月を見る
遠くても 離れても ねぇ、いつかはたどり着ける
変わらない足音 少しは強くなってきたのだろう
満ちていく月が言う「ねぇ、僕らはひとつになるのだから」