シーソー
揺れる 揺れる シーソーと 僕の心が
揺れる 揺れる シーソーと 僕の心


いつもの帰り道 あなたと僕二人きり
公園の横で立ち止まり あなたはシーソーに乗った

僕はあなたが好きだった あなたは誰が好きなの?
ドキドキしていた僕は どうでもいい話をしてた


あなたが見てる先に 僕はいますか?


シーソーが揺れる度 幸せを感じてた
いつまでも願ってた 同じ赤い空の下

永遠も何もかも あなたとなら信じたかった
このシーソーがいつまでも 止まらないようにと


古ぼけたシーソーを見つけた あれから何も変わってない

あなたがいない事以外


あの日あなたは僕に あの子の事が好きだと言った
僕は多分引きつった顔で 「そうなんだ」しか言えなかった


どうかどうか時を止めて どうかどうか離れないでと


シーソーが揺れる度 幸せを感じてた
いつまでも願ってた 同じ赤い空の下

あなたの声も笑顔も 今は遠い思い出の中
あなたの「サヨナラ」すら 今はもう聞こえないんだ

シーソーが揺れていた