カサハラ　ユウキ

最近の世の風潮として

流行る

廃れる

この流れが異常に速いのは周知のとおり。

さらに最近如実に感じるのは

「なんかすぐ消えそう」

と薄々分かってるのに、なぜかそういった「なんかすぐ消えそう」なもの（人）が次から次へと沸いて出てくることだ。

これは不思議でしょうがない。

とはいえ会社側の言い分は分かる。

一時的でもなんでも、お金になってくれればいいわけだから。売れなくなったらポイして次を出せばいい。代わりはいくらでもあるでしょう。

しかし

その魂胆まる見えな戦略にいとも簡単にお金を出す世間は一体どうしたのだろうか？

決してお金がたくさんあるわけじゃないだろうに。

…こんなことを考えたのは昨夜「モバゲー」について、ウェストメンバーと話していたからだ。

俺はやらないから分からないけど

無料をうたいたながらも、ゲーム最中にいいとこで課金する（あくまで課金を選ばせる）


これがすさまじいくらいに収益をあげて、ついには社会問題にもなったらしい。

つまりお金のない学生がついつい熱中し、課金してアイテムを買ってたら

いつのまにか10万とかいってる、とか。

それは極端な例だろうけど、そういった娯楽に対して使う「お金の価値観」自体がものすごいスピードで変化してるってことなんでしょうな。

だいたいゲームで何万円とか、ねえ…。どうなのよ、それ？って思うのはおっさん思考かね笑。

「つい熱中して…」

この「つい」がポイントなんでしょうな。

例えばだ。


恋人が心から欲しい。

そんな時、信じられないくらいタイプの相手が自分に言い寄ってきた。ルックスも性格、抜群な相手。

何回かデートしてるうちに、心の底から惚れた。

お金はあんまりないけど、ついデートでけっこうなお金を使ってしまった。

楽しいし幸せだから。


…「つい」使うさ、そりゃあね笑。

まだ恋人にお金を使うなら健全な使い道だけど、薄々気付いてる「あまり意味ない使い道」には充分注意しないと、ね。

モバゲーが廃れるかどうかは分からないけど

まぁ、「つい楽しくて…」には気をつけましょうね。


結論として何が言いたいかと言うと


たまには

ロックンロールも買ってね

ということです笑。

「ついロックンロールが聞きたくなっちゃって…」みたいな。

この「つい」はありえないか…苦笑。