カサハラ　ユウキ

昨日バイト先のハコバンのドラマーさんが休みだったので、ヘルプドラマーがやってきた。

齢50くらいなのかな

もはや大御所の雰囲気。

メジャーアーティストのバックも務めてるらしい。

こりゃ楽しみだ

と

わくわくしながらPAしてたら

とんでもない。

あまりのうまさにびびった…。

ただ上手いんじゃなくて

心得てる上手さ。

ドラム叩いてるだけで

「あ〜この人はすごい道を歩いてきたんだなぁ」ってのが分かる。なんだろうね、あの音の説得力は。

リズムのとりかた。点と面で捉えて、グルーブを作る。

かといって激しく主張するわけじゃなく…

なんというか

リズムが深いんだな。

もちろんうちのゆーきゃんもできる男だけど

なにせキャリアが違う。

楽屋ではひょうきんなおじさまだったけど

ドラム叩くと鬼だった笑。


で


特にゆっくり話せる時間もないだろうなぁと思ってたら

なんと家が近くだったらしい

すごい恐縮だったけど、大御所が家まで車で送ってくれました。


約1時間


そりゃもうディープな話ばかりで。

話を聞くと、ロックンロール、ポップス、ソウル、演歌

ノンジャンルでなんでも仕事の依頼がくるらしい。


さすがは大御所。。


リズムの作り方、捉え方、業界の今、スタジオミュージシャンという存在。いろんな話を聞いて本当に勉強になりました。


我々ミュージシャンは

今ほとんどの人がいばらの道を歩いていると言っていいでしょう。

大御所が言ってました。

「いばらの道を歩ききって栄光を手に入れるか？もしくは首をつるか、どっちかだね。生半可な気持ちじゃ絶対に生きていけない業界だから、とにかく打たれ強くなること。とにかく練習すること。それと広告が大事ね笑」


一見当たり前だけど

なかなか難しいもんです。

胆に命じてがんばりたいと思います。


燃えてきたぜっ！