Feb22
2008 Japan Tour Diary Vol.2
2008年2月22日 Vinx
翌日俺たちはイタリア語講座の教育番組に出演する為にテレビ局を訪れた。収録は楽しかったよ。それから早めのランチを取り、ホテルに戻ってHMVでのアコースティックライブの練習をした。ギブソンがライブの為にギターを貸し出してくれたんだ、おかげでブライアンと俺は飛行機で機材を運ぶ手間も省けて、時間も労力も使わずに済んだ。クリエイティブマンを訪ねる機会があって、この会社は翌日のライブで俺たちのライブを支えてくれるイベンターだ。俺は本当に驚いたよ。だって今までそんな組織をイタリアで見たことがなかったから。これまでに対バンした有名なアーティスト(Lavigne、Offspringや+44とか)にだってそんな組織はついてなかった。2時間で俺たちは6曲を練習し、HMVへ向かった。会場はたくさんの人で、俺たちはそんな彼等を前に演奏したんだ。(アコースティックライブは告知済み)
 今回のライブはほんの少し違っていた。ヨーロッパを廻って行ったライブの時より怖くなかった、俺たちは心底アコースティックバージョンのライブを楽しんだんだ。ライブ後、俺たちは話し合いをもった。なぜなら時間の都合上、全員にサインをすること、全員と話しをすることができなくなったからだ。これはファンのみんなにとても申し訳なかった。俺たちはファンのみんなと話しができることを楽しみにしていたんだ。ヨーロッパでもライブ後はファンのみんなと話しをしたり、写真を撮ったり、サインをしたりする。俺たちはそれをライブに来てくれたファンのみんなと良き関係を保つ為にとても大事なことだと考えているから。夕食の時、@UnitedやGameで対バンするバンドと一緒に打ち合わせをした。ヨーロッパの地を離れた場所でヨーロッパ人にあうのは何かおかしかった、でもそれ以上におかしかったのは日本人が俺の名前"Vinx"をちゃんと発音できないってこと。マネージメントの男性一人は夜の間ずっと俺の名前をちゃんと発音しようと何度も何度も繰り返していたよ。結局できなかったけどね(笑)彼はヴィンクスじゃなくビンクスって発音するんだ。そし俺はふと思い出したんだ。日本人の言葉には"V"の音がないことを。
 それに加えてダイスケが教えてくれたこと、それはスーパーグレイトな酒のゲーム。その名も『酒爆弾!!!』彼は俺の気を紛らせておいていきなり俺の巨大なビールジョッキに酒のグラスを入れるんだ。そして"sake bomb"って叫んだあと、その酒を全部飲めっていうんだ。これは襲撃みたいなもの。なんてクールなんだ!!!!俺たちは夜通しそんなことをし、はしごした。はしごしたBarやPubは大阪のロックンロールクラブを彷佛させた。その場所は多くのバンドマンが酒やナイトタイムを過ごすのに訪れる。そこでも俺はたくさん飲み、名前は思い出せないんだけどまた他のクラブへも行った。それはそれは長くて、楽しい夜だった。俺が長い間待ち望んでいた夜はこういう夜さ。
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