Nov19
思う。
2007年11月19日 Makya
なぜ俺は音楽をしているのか。
先日うちのマネージャーに聞かれた。「なんで音楽やってんの?」その時は即答で「楽しいから」と答えた。確かに間違いない。でも最近、自分の音楽への向き合い方は本当にそうだっただろうか?あまりにもプロ志向が働きすぎて、音楽を楽しむ余裕が無かったのではないだろうか?メンバーとの意見の食い違い、そこから生まれるモチベーションの低下。
数日後、そのマネージャーとある飲み屋に行った。そこには1台のピアノが置いてあった。本当はもっと爆音で気兼ねなく弾きたかったけど、他にお客さんもいたし、俺だけの空間ではなかったから遠慮気味に弾いた。楽しかった。自然と生まれてくる音の重なりがたまらなく気持ちよかった。文字通り、音を楽しんだ。
俺は、別にかっこつけたい訳じゃない。音に気持ちを乗せて、誰かに何かが伝わればそれでいい。いくらうまくたって、何も伝わってこない音楽はずっとは聴いていられない。いくら悲しい言葉を並べたって、音楽を楽しんでなければ悲しさは伝わらない。
いつでもそんな原点に立って、真っ向勝負していきたい。

「消えゆくこの世界を駆け抜けて。消えない真実だけを掴み、勝ち誇れ。」

なんか、今なら「楽しいから音楽してるんだ」と胸を張って言える気がする。
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