Jun6
スクラップへのカウントダウンその7-9
2008年6月06日 唄日和
9曲目は「カノン」。

作曲時期としては「ヒカリ見守る坂道で」とほぼ同時期。
仕事中に思いついたテーマとメロディーを突き詰めて形作っていった。
ある物語に強烈なインスパイアを受けて歌詞を書いた。
奇跡を起こす前に、大事なことを忘れてはならないという曲。

10曲中最もテンポが速い。ピアノよりはギターを前面に出したアレンジで、実際ピアノはリズムに徹している。
使用ギターは全てギブソンレスポールスタンダード。フェンダーのストラトや、ギブソンSGを使ったテイクもあったが、最終的にはメインギターのレスポールスタンダードに落ち着いた。
ひずみは割りと抑え目で、70年代後期くらいのハードロックの音色を参考にした。
ハーモニーを奏でるギターアンサンブルはXやルナシー、シャムシェイドなんかから影響を受けているんだと思う。
ギターソロはなかなか大変だった。早いテンポだったし、目まぐるしく展開している部分なので、何度もリテイクした。
アレンジが2転3転して、10曲中作業が最後までずれこんだ。
時間をかけただけあって、1曲の中に様々な要素を取り込めたと思う。
ヘッドホンで注意しながら聞いてみると、面白いフレーズが飛び出すので、是非試してみて欲しい。
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