May18
おっ取りギター
2014年5月18日 松本
 「めぐりあい」という曲を録音しました。前回「今まで作ったなかで一番はじけたやつをやる」といっていたもののことではありません。ちょっと予定をかえたのです。
 まあこれもはじけているというか開放的な曲で、AKB48に歌わせたら十万枚くらい売れるんじゃないかと思っている、うむ。

 この曲、メロディ自体は七八年まえに書いたもので、前のバンドのライブで披露したこともありました。詞は二段落目までは同じなのですが、その後の展開を大幅にかえました。
 テーマは一貫して地元での立居振舞いみたいなことについてですね。さいきん地元の同級生十人くらいと酒をのむ機会があり、それをきっかけに考えを改めるところがあったのでした。
 “めぐるさかづき♪~”と「荒城の月」を歌ったりするような年でもありませんが、「めぐりあい」いう題でいいかなあと。当初は“戦争”という言葉を使おうとしていたけど、まあやめておいてよかったな。

 音楽面では、そうリコーダーが鳴りまくりですね。リズムにも使っているし、コーラスがわりにもしているし、なんかリコーダーを極めた気分でいます(笑)
 録音についていいますと、この曲はギターと歌をまとめて―いわゆる一発どりしたところに他の楽器の音を足していくという工程で仕上げました。
 これまでのMTRものは楽器をとってから歌をのせていましたが、どうもこのボーカリストスタイルは合っていなかったようだ…曲をつくるときのようにギター弾きながら歌う方が自然だし、また魂がこもるのです。
 アンサンブルなんかはべルセバだなあと思っていたけど、詞をのせると小沢健二っぽくもあります。自分にとっては“これが通じなかったらしょうがない”というレベルの曲ですので、かわいがってもらえる機会が多ければ、それ以上のしあわせはありませぬ。

 前に書いたはじけた曲というのが「おれも男だ!」というタイトルの曲で、ちょっとテンションをつかうのでどうしたものか…
 どうなるかわかりませんが、変化を加えつつ、魂をわすれず、いい音楽を紹介できればと思っております。
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