松本さふらん

　今年の第一作「1999」を公開しています。音源はこちらにあります→　http://soundcloud.com/tomazmok
　実はこのaudioleafに貼るのは余分に手間がかかるんですよ。そのうえ無料会員だから三曲までしか(泣)
　これから音源関係はsoundcloudを使うことが多くなると思います。そちらに訪問の折は古い曲にもふれてやってくださいましー。

　さあ「1999」だ。私の作詞はだいたいメロディにあわせてデタラメに歌ってみて、そこに出てきた印象的な言葉をもとに理屈をこねるという工程で進みます。この曲はやはりナイティーンナイティナイン♪というフレーズが気にいったので、その言葉を基に肉づけ理屈づけしていって詞ができました。

　自分にとっての１９９９年は高校卒業大学一年のころ。青春真っ盛りですな。あのころはなんかこう暴れたい衝動というか(笑)そういうものに突き動かされていてやたら無粋な奴だったような気がします。
　“きらめく”と“きらわれる”が紙一重なように、危なっかしいまた気恥かしい思い出ばかりなのだけど、巻き戻して見ているとなかなか楽しい。
　いやその懐かしむっていうより、今からすると学ぶべきところがいっぱいあるなあという前向きな回想なんです、はい。

　前に松崎しげる的なと形容したのがまさにこの曲のことで、サビの“人生のすばらしいときを～”のところが松崎しげるの“美しい人生をー限りない喜びをー”(愛のメモリー？)の雰囲気に似ているなあと、あと曲調もファンクとかそういう黒人っぽいノリだし。
　ともかく演奏しておもしろい曲だと思いますよ。でもひとりでこんなテンションでやって空しくないの？などときくことなかれ。ああ１９９９(泣いてなんていない)