Dec4
レットイットビー
2006年12月04日 ロックノイケニエ奮闘記
電車の同じ車両によく喋る男がいた。
嫁と子供も近くにいて、三十過ぎの夫婦といったところか。
とにかくどうでもいいことばかり話しては一人ごちている。
電車が放出の駅で止まり、子供があと何回電車が止まれば目的地に着くのか聞くと嫁が
「3つ、いや、5つかな」
すかさず男は
「6つ、10、12…三宮まで行っちゃうな、フフフ。三宮行くか!」
こんな調子であり、
普段電車に乗らず油っこい昼食を食べてきて気分の悪い俺の胃に逆流の拍車をかけるのである。
両親が談笑している間に、退屈したのか子供が床に座り込んでいた。
それに気付いた男は、
「若いのにもう疲れて座っているのか」
と強い口調ではないが気に触ったように子供を叱責していた。
若くても疲れた時は疲れた、ダルい時はダルいのだ。
既成概念、現代の社会にとって厄介なものだ。
2つの既成概念がぶつかると、もうどうしようもない。
例えば今日俺は目も悪くないのにメガネをかけている、
おしゃれメガネってやつだ。
夏頃、勤めている会社の社長に注意されて、
パーマをあてていた長髪を短く切った。
するとサングラスが似合わなくなったので、代わりにメガネを買った。
トータルで見て服装が何かパッとしない時や、気分によってメガネをかけるようになった。
親が見ると、目も悪くないのに何故メガネをかけているのか聞いてくるだろう。
親の若かった時代には、おしゃれメガネなど流行っていなかった。
今の時代の流行なら、
そういうメガネを持っていてもおかしくはない。
この間も知り合った女の子と話していると、彼女は29歳までに結婚したいと言った。
結婚適齢期というものがあるが、これもある種の既成概念。
同世代の友人が次々結婚していくと、取り残された気がして焦るのは分かる。
しかし、
「そろそろ適齢期だし俺も結婚するか」
という結婚への踏み出し方は絶対にしたくない。
結局は曖昧な自己の感情を何か別のものに置き換え、正当化しているような気がする、最も俺の忌み嫌う選択方法。
とはいえ人は弱い生き物、否定はしない。
結婚適齢期とやらも、おそらくは年齢に応じた
経済力、
人生経験、
子育てに必要な忍耐、
体力
などをトータルで見て適していると考えられた時期なのだろう。
ただ適齢期という既成概念に乗っかる必要は、必ずしもないと思いたい。
俺は自分を夢想家のロマンチストだと思っている。
故に全てが劇的でドラマチックでないと物足りない。
その思想の根源にあるのは、生まれてきた意味だ。
生まれてきた意味を堂々と述べられる人間など何人いるだろう?
意味はないのだから。
そもそも意味こそが人間の創った概念、
動物に意味という概念は通じない。
生まれたことに意味などないなら、
ひたすら享楽的に楽しんだ者が一番賢くはないか?
今音楽をやっているのもそれが理由の一つだ、楽しくなくなればやめる。
全ての人生における選択を、既成概念や他人の意見に左右されるのでなく、自らの心に聞いた方が賢明ではないか?
最低のネガティブに基づく最高にポジティブな発想、
常々この思想に基づいて生きている俺は、何でもその時許される最大限楽しみたい。
逆に楽しめない事は仕事以外一切したくない。
この考え方に危険を感じる人もいるだろう、俺自身年を取ってから後悔するかもしれない。
しかし、そんな事はそうなってから考えればいいんじゃないか?
明日のこともどうせ分からないし。
結婚そのものが意味のないものに感じる。
現に日本の離婚率は、年々増す一方。
思い描いた幸せな結婚生活など、厳しい現実の前では儚く脆弱だ。
人の心など婚姻届なる一枚の紙切れでは縛れない。
人間は煩悩、
欲望の塊だ、
すぐに目移りするし心が揺れる。

別に男も女も浮気してかまわない。
しかし、二菟を追うもの一菟をも得ず、リスクは必ず生じる。
それを実際に経験した上で、本当に自分に必要な相手が見えてくるんじゃないか?
ただ、結婚は子供ができてからでいい。
そもそも付き合うという言葉自体が、今の時代死語なんじゃないか?
要は一昔前の
「結婚を前提に、お付き合いしてください」
の短縮形だろう、今の中学生がそこまで考えて付き合って下さい、
何て言うかね?
「結婚するかは後々考えるとして、とりあえず君と一緒に居たいんだ」
が今の付き合うかな?
子供ができたら女一人で育てろ、というのは酷なもの、男は養わねばなるまい。
ただ、
俺は本当にずーっと一緒にいたいと思う女の子がいたら、すぐに一緒に住んじゃうよ。
子供は好きじゃないから作らないかもしれないけど、好きになったら行程とか順序とかお構いなし、まあ相手が嫌がったら合わせるけど。
最初は友達からで、半年ほどデートを重ねてお付き合い!?
しゃらくせー(ノ-"-)ノ~┻━┻

今月7日のライブではそういう姿をお見せできる
と思うので、お好きな方は是非どうぞ(笑)
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