Aug13
夏と人魚
2008年8月13日 サニー@3ch
つぶれた空き缶 蹴っ飛ばして
波のラインをたどった
なんとなく帰りそびれて 行ったり来たり

君の声を聞く度に胸の奥穴が開くんだ
きっと僕はなんにも変わってやしないね

見飽きた空 
焼けて落ちてくよ
最後のタバコを握り締めて
夏が終わる

失くした何かを手放せたら
どこまでも僕は泳いでいける

『さよなら』が言えるくらいなら
大事な言葉も言えたのかな

鐘の音が響く 響く

ああ もう星が届いたよ
暗いトンネルを走り抜けて
月に吼える

忘れた涙を 思い出せたら
集めた光が 空を照らすなら
どこまでも僕は泳いでいける
どこまでも僕は

ずっとずっと 遠くへ

ぬるくなった砂の上を
裸足のまんまで歩いて
たった一度振り向いた
遠い夏の日
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