Feb1
「Virtue」全曲解説③「Sartoria~初戀の手紙~」
2013年2月01日 Shion
アメブロからの転載その③になります♪
この間公開したばっかり「Sartoria~初戀の手紙~」の解説になります。
この歌は既に脱退したボーカルのかなさんが歌っています♪
ライブでは今のところ色々な人が歌っていますが、それぞれ個性が出ていて面白い><

CDになっているオリジナル版の解説になります♪

これは作曲Clef Doll、作詞が安定のゆきるさん!

まずは作詞者ゆきるさんからのメッセージです。

キャッチ―なこの曲に合わせて、シンプルかつ伝えやすい歌詞を個人的に書きたかったので、前作『Preambule』収録の≪Bleu≫同様に物語の主人公の気持ちそのままに書きあげました。(書いたつもりw)
これは文才が無いのでねぇ、苦労しました!w
嫌になると気が短いのでキレるか、投げ出すかし始めるのでそんな子供な自分との戦いでしたw

主人公になったつもりで曲を聴き、この時だったらこの子はどんな事思ってるんだろう?とか考えながら、伝わり易く!けれど、安っぽくはしたくない!でも難しい言葉はあまり入れず!と悪戦苦闘しつつかりかりと。
キーワード的な言葉を目立たせて入れる為に歌詞の一部にロシア語を使ってみました。

何気なく聴いていて、「え!?これなんて言ってるの!?」って思ったら、歌詞カード開いて検索してみてくれたら幸いです(^ω^)個人的に納得いく歌詞は書いた事が無いので、これからも試行錯誤しつつまたこんな感じの曲で歌詞を書きたいですね。


文才がないどころか、毎回ゆきるさんの書く歌詞には同じ作詞者としてよくこんな言葉が出てくるなぁ…と感心しながら読ませて頂いてます(ノ_-。)


そして、この楽曲は名義がClef Dollになっています。
Clef Doll初、スタジオでみんなで作り上げてった曲ですね。2ndの制作で初めてまともに形が出来上がった曲でした。他にも何曲かほぼ完成、までいった曲があったんだけど、今回のアルバムには収録されてないんだよね、実は。
だから、実質2nd Album 「Virtue」はこの曲から始まってるんです。

初めてメンバーでスタジオに入って曲を作ろうって話になって…。この曲は原曲があったんだけど、ほとんど変わったんだよね( ̄_ ̄ i)
まずはみんなでコードをいじって…。そこから、玲さんがギターを弾いて、MasakiくんとYasuくんが合せていって。もうそれを見た時くらいからですかねー、「この人たちとライブやりてええええええ」って強く思ったのは。「Recだけで終わらせられねええええええ」と。2nd制作に入って初めてスタジオ入って、そこで初めて思うってのも失礼な話ですけど笑

そこで再構築した原型にShikiくんが改めてメロディーをつけて、もう一回みんなでスタジオに入って。
とりあえず新しいメロディーに歌詞をハメて僕が唄ってみて、気になるところをいくつか歌いながら作りなおして。本当に主要メンバーみんなで作ったって感じですね。初めての共同作業(キュン)って感じでしたね←
すごくバンド的な作り方をした曲だと思います。
そういう意味ではすごく思い入れが強いですね。すごくすごく好きな曲です。


で、アレンジも完成形が出来て楽器のRECが終わって、僕がわがまま言ったんだよね笑
「このフルート、生で入れない?」って。
最初は打ち込みで入ってて、それでオケは完成してたんだけど、俺はどうしても生で入れたくて。
≪地中海のカモメさん≫でフルート吹いてるいよちゃんに、ゲストで録ってもらった。
この曲のボーカルがかなちゃんになるのはわかってたから、どうしても二人の音を形として残したかったんだ。二人とも≪地中海のカモメさん≫から一緒にやってきて、仲がいいのはわかってたし。
絶対良い物になるはずだって確信があったし、この二人の音をCDっていう形で残したかった。

そして同時に、この優しくて、温かくて、でもどこか切なくて、とても哀しい物語なんだけど、本当に人の美しさや優しさを感じられるこの楽曲には、いよちゃんのフルートしかないと思ったんだ。
彼女のフルートを一年以上聴いてきて、もう頭の中には彼女の音しかなかったんだよね。

一週間で500回以上聴きこんでRECに参加してくれたいよちゃんは本当に大変だったと思うけど、すごく良いものが録れたと思う。
改めて、ここで感謝の言葉しか出ない。
忙しい時期に、俺の「どうしても」っていう言葉を信じて譜面を作ってくれたShikiくんにも礼を言いたいね。


いつか、生でいよちゃんに吹いてもらう日も…来るかなぁ?笑


今日は書きたい事が多すぎて長くなった!
次回は三曲目「Missa~月の抱擁~」について!
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