Feb8
生きるってこと(ちょっと小話)
2012年2月08日 大嶋 洋
今週は平日もオーディションがあったり土曜日もオーディション後の面談?があって妙に芸能活動の動きが活発化してきているせいか、平日の疲労度が半端なくなってきていて、今日も「アクアビクス」はお休みにして、「クロール」だけやってきました。

ただね、今日は水泳の話でなくて人生を考えさせられる話があってね・・・

昨日もお会いした、バタフライ以外参加しているジム仲間のおばさまがいるんですが、今日は家の事情で帰らないといけないから・・・・ってことだったんですね。

そしたら脳梗塞で右半身と言語をやられてしまった旦那さんの介護で帰るそうなんです。
もう10何年そういう日々を過ごしているそうなんです。

今まで自分もあまりプライベートな話はしてませんでしたが、「脳梗塞」、「右半身麻痺」、「言語障害」
というキーワードについ反応してしまい、「うちもそうだよ」ときりだしてしまいました・・・・

年齢的に若かったことや、発症してなくなるまでが早期だったことやらせきを切ったかのごとく一気にいろいろな話がこぼれだし、いつものジム仲間のおばさまも驚きをかくせなかったようです。

そしてそのおばさまからまさかの発言で・・・・
「私もうかつに死ねない・・・死んだらきっと殺し合いになる・・・・」というとんでも発言で
こちらもビックリしてしまいました・・・

なんでもウツではなく、精神病で息子さん2人がやられてしまってるそうで、
「私が死んだ後の生計がどうなるかわからない、すぐ激高するからお互いに殺し合ってしまうかもしれない」
などと普段の姿から微塵も感じないほどのダークな話に陥ってしまいました。

普段から笑いが絶えないおばさまからの意外すぎるほどの話・・・・

ジムで一人で困ってるひとをいると世話やかずにはいられないみたいで率先して話しかけるおばさま

思えば自分もそういう経緯で今に来ています。

「深い悲しみを知っている人間だからこそ他人にやさしくできる」

その言葉が頭の中を駆け巡っていました。

そして「大変なのは自分だけじゃないんだ」ってことに改めてきずかされ、

「みんなそれぞれ一生懸命に生き抜くために戦っているんだ」って思いました。

その会話が聞こえててたかしりませんが、いつも率先して話に参加してくるコーチがかなり引いているのがわかりました・・・・

そうだよね~。

大学生といえば20歳そこそこ

普通の大学生は介護、生活保障とかそんな話なんてわからないよね・・・

だって自分だってそうだったもの・・・

でも自分は思う。今の就活をいかにがんばるかによって将来同じような境遇にもしなったとしても少なくとも経済面での苦労は差し引かれる可能性が出てくる

特に自分が働いている派遣先のような企業に入ればそれこそ。

自分とさほど歳が離れていない人が結婚をした上に、1週間の休みを使ってエジプトに新婚旅行なんてできちゃうわけなんだから・・・

我々の世代じゃいまや結婚自体も難しいのに・・・

だからね「頑張るんだよ」って心からエールを送りました。

でもね、自分自身もこれから困った時に相談しやすくなったな~って思って。
そしてこのプールでの時間がみんなそれぞれの気晴らしで来ているというのがわかっただけでもすごく実のあった時間になりました。

そして今、制作が中断している新曲がまさにそうやって頑張っているひとへの応援歌的なポジションの作品でもあります。

今までは自分をモデルに書こうとするイメージが濃かったですが初めて不特定多数の頑張っているみんなにささげるような詞を書きたいと初めて思い始めています。

どこまで聴く人の心を打てる詞になるかはわかりませんが、今まで以上に打ち込みたいって思ってます。

一日も早く実現できることを祈って・・・

自分は音楽でこういう表現ができる力を授かって、心から亡き母、父に感謝してます。
ありがとう

そしてがんばるよ!
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