Jul19
キープオンロッキン(前編)
2007年7月19日 ねっくん
こないだマイミクの おもいつき さんの代行で「バタフライヘッズ」というバンドのライブリハーサルでベースを弾いてきました。
色々あって中々に時間がとれず大変だったw
3時にバイト終わって4時から渋谷ラママでリハ。
台風による徐行運転で、到着が4時15分。
すまないねぇ;;
押してたのか、待っててもらったのか、ギリで何とかなりました^^;

ライヴの感想。
どんなニュアンスのロックが人気なのか、それが強く露呈されたイベントでした。
音楽ってのはもう演者が「ある程度」のレベルに達してしまうと、後はもう聴く側の好みが全てを左右する。
しかし、その好みってのは情報が左右している。
実にクダラナイ。
「あなたの好きな音楽はナンデスカ?」
「フリージャズ」を「フュージョン」を「ブリティッシュブルース」を「サイコビリー」を知っていますか?
最近、音楽は廃れています。
全て受動的になっています。
与えてもらえるのを待っています。
流行っている音楽がいい音楽だと思っています。
音楽は多くの場合、感情に「自由」「解放」をもたらすモノです。
ライブでお客さんは3、4人。ボーカルが手拍子のアクションをしたとしましょう。
周りの誰もが見て見ぬフリをして顔を少しニヤつかせます。
一人で手拍子が出来ますか?
一人が手拍子をすることによって、それを見ていたお客さんが、次回のライヴで手拍子をするようになります。
二人になった瞬間に倍楽しくなります。
それは「恥ずかしい」ではなく自分だけするのは「かっこ悪い」って心境です。

「自由」って「解放」って?

そりゃ、「このバンド超ダセーよ。何かやってら」って思うのなら必要ない。

でも、そうじゃないのならライヴに来ている意味がない。

本当はステージに立つ側の人間はこんなことは言ってはいけないのです。
「お客さんがノってこないのは、実力がないからだ。」
そうやって皆、精進していきます。
でも、お客さんの数っていうのは「30人」までは中々集りません。それは友達に「来てよ。お願い。」と誘うからです。
友達が友達を誘うという増え方だからです。
しかし、30人くらいのお客さんがいると
「次のバンド人気あるみたいよ。」という話が広がり
「ちょっと見てみようかな」となります。
そうやってお客さんは増えていきます。
別に大して良くないのにね。
友達がもう一人の友達を呼んでくれるかどうかで人気が決まります。

友達の義理でライヴに来て、手拍子をしてる人を見て、次回、自分もやってみて、それでやっと
「今日、楽しかったです!」
と言ってくれます。
それは、本当は「前回よりいいライヴをした」からではありません。
「前回は音楽を感じていなかった」からです。

「演奏も下手で曲もよくないバンド」でも盛り上げるのが凄く巧いバンドがいます。
「すごくいい楽曲をすごく適した演奏で聴かせるバンド」でも盛り上げるのが凄く下手なバンドがいます。
「全部出来ていてもお客さんのいないバンド」がいます。

ある意味で言えば個人の問題よりも「情報」と「仲間意識」の問題です。

そこにあるのは「音楽」ではない。

「不自由」と「非解放」です。

ライブの最中、「目をずっと閉じていればいい。」あるいは
「耳をずっと塞いでいればいい。」
それを止めた時、「音楽」の「自由」と「解放」の素晴らしさを感じることができます。


と、、、

そろそろバイトの時間なので続きは帰宅してから(笑)

ここまで読んでしまった方は必ず続きを読んでくださいネ
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